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北陸電力がメガソーラーの建設を開始

2010.10.22

北陸電力は低炭素社会実現に向けた取組みの一環として、富山県富山市におけるメガソーラー発電所の工事を10月25日に開始する。
富山太陽光発電所は、北陸電力で最初の電気事業用メガソーラーとして建設する。発電出力は1MW(1000kW)で、年間の発電電力量は一般家庭約250世帯分の年間使用電力量に相当する100万kWhと推定しており、年間約300tのCO2削減効果を見込む。

<富山太陽光発電所の概要>
所在地    富山県富山市婦中町上轡田 他
規模(発電出力)   1,000kW
想定発電電力量  100万kWh程度/年
CO2削減量    約300t-CO2/年
着 工      2010年10月25日
運転開始時期    2011年2月※
※PR施設等の周辺工事を含めた完成は平成23年秋頃の予定

本プロジェクトは東芝がエンジニアリング全般、主要機器、建設などプロジェクトを一括受注した。東芝は富山太陽光発電所でも、9月の東北電力「八戸太陽光発電所」、10月の中国電力「福山太陽光発電所」と同様、プロジェクト全体を一括で受注した。基本設計を含むエンジニアリング全般、主要機器の納入、プラントの建設を手掛ける。直流と交流の変換効率97.5%を誇る東芝グループの250kWパワーコンディショナーを導入するほか、京セラ製の高効率多結晶太陽電池モジュールを採用する。

世界的な環境意識の高まりから、電力・産業用の太陽光発電システムの市場規模は2015年に2兆2000億円に拡大すると予想され、今後の大きな伸びが期待される。東芝は、今回を含めて国内の電力会社向けに6件のメガソーラーを受注した実績を生かし、世界規模で積極的に受注活動を進めていくとしている。



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