LOHASニュース
JALグループがTime is eco!!宣言。
2010.11.04
JALグループが11月1日から「JAL発、Time is eco!!宣言。エコ・ボーディング・キャンペーン」を始めたようです。
どんな宣言なのかというと、とにかく定時運行をしますということらしいです。
JALによると航空便の出発が予定時刻より1分遅れると、グループ全体では1日あたり約5.3トンのCO2が余計に排出される計算となるということです。運航の定時性を向上することで、機体の補助動力装置(APU、地上での電源供給などに使用)の使用時間が短縮されるほか、飛行中にも余分なCO2の排出を防止できる適切なスピードの保持が可能になり、結果的にCO2排出の大幅な抑制につながるということです。
この1日5300キロのCO2がどれくらいの炭酸ガス排出量なのかというと、電気の場合、1kWあたりのCO2排出量は340gぐらいなので、15,588kW分、大雑把に言うと一般家庭650軒分の1日のCO2排出量ということになります。
たった1分とはいえ、グループ全体では大変な量ですね。
キャンペーンでは11月の1カ月間を期間とし、社内外で「Time is eco!!」を合言葉に、ポター・機内誌・ウェブサイトなどを通じて広く「定時運航=エコ」のコンセプトを伝えていくようです。
旅客には定時出発の確保に向けて、国際線は出発時刻の30分前、国内線は10分前を目安に、早めに搭乗口に向かうよう協力を要請するということですから、空港では少し急かされることになりそうです。
とはいえ、飛行機を使う私たちの協力も欠かせませんので、くれぐれも飛行機を使う際には余裕を持って行動してください。
プロフィール
RUMI
野菜ソムリエ・ジュニアマイスター。野菜は勿論、LOHASが大好きな31歳。
最新の記事
- 日本の産業界がCOP16にモノ申す
- 「エコプロダクツ2010」が開催されます
- 平成の開国 TTPのゆくえ
- JALグループがTime is eco!!宣言。
- 少しだけ、新しくなりますー LOHASニュース ー
- 農業の競争力強化へ改革本部を設置を決定
- 「こうべ森の文化祭2010」で自然観察会を無料で開催
- 環境省が冬の温暖化対策「WARM BIZ」を推進
- 日立製作所がロンドンのデータセンターに冷媒自然循環方式の空調装置を納入
- COP10で生物多様性民間参画パートナーシップが正式発足
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://www.lohas.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/253
トラックバックされた記事
コメント