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COP10で生物多様性民間参画パートナーシップが正式発足

2010.10.29

2010年10月26日、経団連自然保護協議会、日本商工会議所、経済同友会は共同で「生物多様性民間参画パートナーシップ」を正式に発足させた。

同パートナーシップでは、生物多様性保全の取り組みの支援や事例を共有し、企業の生物多様性保全の取り組みに生かす。政府への提言機関としての役割も果たす。組織の業種や規模を問わず、今後、学術団体や公共団体などにも参加を呼び掛けていく。

発足式では、持続可能な発展のための世界経済人会議(WBCSD)、国際自然保護連合(IUCN)といった国際組織との連携も表明した。民間企業による生物多様性パートナーシップは、ドイツやブラジル、カナダなどにもあり、今後はこうした組織とも広く連携を図っていく予定。

昨年春の経団連の呼びかけにより、既に企業、業界団体、NGO、公的機関など合計424団体が参加を表明している。
経団連自然保護協議会の大久保尚武会長は、「今の経済状況の中で生物多様性の取り組みを進めるのはつらいというケースもある。そんなときこそ頼りになるのは仲間」と語り、広く連携を呼びかけた。
同パートナーシップは地域や中小企業と連携しながら保全活動の輪を広げる。環境省の近藤昭一副大臣は「国としても活動に協力していく」とエールを送った。


生物多様性宣言に賛同している企業の一覧はこちらからどうぞ


生物多様性民間参画パートナーシップへの参加者の募集について(募集要領)はこちらから



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