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人間が自然から受けている恩恵は、なんと331兆円

2010.10.26

10月29日まで名古屋市で開催中の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で、自然の恩恵を経済的価値で評価する発表がおこなわれた。これは、国連環境計画(UNEP)の報告書「生態系と生物多様性の経済学(TEEB)」で明らかにされた。

 最も恩恵が大きかったのは森林で、世界全体で年間300兆円と評価された。二酸化炭素を吸収する森林の破壊速度を2030年までに現在の半分に減らした場合、増える森林吸収量を年間12億トンと試算。対策をとらなかった場合に生じる温暖化による自然災害や農作物の収穫減などを想定し、世界の500人以上の専門家が2年間かけて、関係する論文を評価して金額をはじき出したもの。



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