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G8サミット 閉幕 あなたの評価は如何に?

2008.07.09

3日間の洞爺湖サミットも今日で閉幕。

注目していた主要8ヵ国(G8)の首脳宣言は、「2050年までに世界全体の排出量の少なくとも50%の削減を達成するとの目標を、気候変動枠組み条約の全締約国と共有、条約下の交渉で共に検討し、採択することを求める」で合意。さらに、G8に中国、インドなどの8カ国を加えた主要排出国会議(MEM)の首脳宣言では、「温室効果ガス削減の長期目標の共有を支持する」という内容で採択されました。

正直、実にわかりにくい。(…と思いませんか?)
この首脳宣言を勝手に解釈すると「G8は、2050年までに50%削減するという目標を、とりあえず、みんなで意識してみよう」「MEMは、いずれ目標を立てて温室効果ガスを削減することが大事だ、ということは理解したよ」と受け取れます。

先進国のみならず、途上国、新興国を含めた国々が、Co2削減に向けてビジョンを共有したことは重要ですが、「具体的目標の合意がない」「課題を先延ばしにしただけ」というのが、本サミットへの大方の評価ではないでしょうか。
言い換えれば、「今、私たち市民ができることを考え・行動していくことの重要性を再認識したサミットであった」とも言えます。

私たちの生活の中でCo2を削減する方法としては「自家用車よりも公共機関を利用する」「エアコンの温度は28℃に設定する」「買い物ではエコバックを使う」など色々な方法があります。「既に実践しているよ」という人も「わかってはいるけど…」という人も、見方をちょっと変えるだけで、もっと簡単に色々なことに取り組めたりします。

例えば、
・自家用車よりも公共機関を利用する
 →運転は専門家にお任せ。乗客だからできるゆとりの時間で人生もプラス。
・エアコンの温度は28℃に設定する
 →冷えは女性の天敵。エアコン適温設定で基礎代謝アップ。
・買い物ではエコバックを使う
 →買い物も、レジ袋よりお洒落なバッグでスマートに。

といった具合。こんな風に、同じことでも見方が変えれば、実は、環境だけでなく、自分にとっても得することがいっぱいあることに気付くはず! ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。



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