LOHAS(ロハス)なライフスタイルを創造する生活情報雑誌






LOHASのロハスなごろべえ日記

音と映像とワインと

2007.08.09

昨夜は、AV音響メーカーのマーケ担当である
砂海さんと田町のヌースフィアで久しぶりにお会いした。
ここのところ相当忙しそうである。
なんでも、世界戦略を策定中だとか。
LOHASのスタッフとワインを飲みながら、
AVのあれやこれやについて話が弾んだ。

その場を後押ししてくれたのが、
南アフリカのDornierのメルローだ。
南アフリカ?なんて、見下してはいけない。
南アのワインの実力は相当のものだ。
このワインは深い紅をしていて、
チェリーやプラムの香りとともに
シダーやオークがほんのりと香る。
味はしっかりしていて、熟成した味の中に
上品なタンニンとフルーツの味と・・・
うーん、たまりません。
DornierMerlot.jpg


話は変わるが、実は僕はオーディオマニアであった。
「マニアであった」というのは、最近忙しくてあまりちゃんとマニア出来ていない。
だから多少の遠慮も込めて、「マニアであった」というわけだ。
そんな僕でもこれまでに一千万円くらいは使っている。
音と映像には多少のこだわりがあるのだ。
いっしょにいた赤木さんは、その筋のプロだった人だ。
元々技術者だった砂海さんもAV製品に対しては熱い思い入れがある。
いきおい、話はこれからのAV機器やオーディオへと移っていった。

赤木さんによれば、AVは家電量販店で売るものではなく、
例えばインテリアショップなどで売るべきものだというのだ。
砂海さんもなにやらそのような事を考えているらしい。
なるほど、その通りである。
空間を演出するものを量販店で売るから、
スペックと価格の勝負になってしまう。
作り手にこだわりがあるのだから、売ってくれる人もこだわりがあった方がいい。

どうも経済のサイズばかりに目を奪われると、
作り手と売り手と買い手の思いがミスマッチしてしまうようだ。
どうにか作り手の思いをそのまま届けられる仕組みは作れないものだろうか?
「こんな思いを込めて作りました」ということが、
売り手の仕組みで薄められることなく
きちんと買い手のところまで届く仕組みである。

3本目のテンプラリーニョを空けながら、
昨夜はそんなことを思ったのだった。

追伸
LOHASでは、悪戦苦闘しながらこの仕組み作りについて考えています。
このブログをお読みの皆さんにもお知恵をお借りしたいと思います。
アイディアのある方はお知らせください。是非、議論しましょう。



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