LOHASのロハスなごろべえ日記
夏風邪
文:ごろべえ |2007.08.11
昨日の夜から声が出ない。
どうも夏風邪を引いたらしい。
無理して話せば、森山周一郎ばりの低〜い声が出る。(刑事コジャックでピンとこない人は紅の豚のポルコかな)
なんてこったい。
理由は十分すぎるほど分かっている。
まずは先週の行動だ。
僕は先週北京にいた。
仕事で北京に出かけたことのある人であれば分かると思うが、
とにかく中国のビジネスマンは、飲ませて酔わせることが接待だと考えている節がある。
誰がそんなことを教えたのやら・・・
こちらも嫌いではないから、いきおい、どんどん飲む。
で、次の店に行ってもどんどん飲む。
こちらも嫌いではないから、少し眠たいが、さらに飲む。
気がついたときには、時計は3時を回ってる。
明日は、朝9時から会議なのに・・・
何で、こんなに飲むんだ?
疑問に思う僕。
あれっ、これってデジャヴだ。
17年前の1990年、そんな時代があった。
日本中どこに行っても接待の嵐で、
2時、3時まで飲んでいた。
何が楽しくてあんな事をしていたのか、
今となってはさっぱり分からない。
日本中が浮かれていた。
どちらかといえば、みんなお金使わなきゃ的なノリだったような気がする。
いわゆるバブルである。
2007年の北京は間違いなく、あの時代の東京と同じなのだ。
あれれ、話が随分遠回りをしてしまった。
夏風邪の話だったはずだ。
とにかく北京では体力を消耗してしまった。
そして、北京から帰ってくると東京は夏になっていた。
もの凄く、アッツ〜イ!!!!!
ご存じの方も多いとは思うが、
最近の東京は東南アジアより暑い。
バリ島なんかは、温暖化の影響が反対の形で表れていて、
7、8月は25〜27℃くらいしかない。
ホント、涼しい。
一方東京は、死ぬほど都市廃熱があるので、
木陰も屋根の下も全然涼しくない。
鼻の中まで、モワッと熱い。
地球温暖化防止のかけ声とは裏腹に、
資源エネルギー庁以外のオフィスは、たいがい快適で涼しい。
これがいけない。
汗っかきの僕は、炎天下の街とオフィスを出たり入ったりしているうちに
風邪を引いてしまったというわけだ。
話がいろんな時空を飛び越えて読みにくくてスミマセン。
でも、どうにか、温暖化を止めたい。
そうしないと、僕は夏風邪にやられてしまう。
温暖化で暖かい→エアコンをがんがん効かせる→
都市廃熱が死ぬほど増える→さらに暑くなる→
日陰や鼻の中まで暑い→汗をドバ〜ッとかく→
オフィスの中で汗が引く→外に出るとまた汗をドバ〜ッとかく→
オフィスの中で汗が引く→夏風邪を引く。
これが僕の考える「風が吹くと桶屋が儲かる」式
「温暖化が進んだ夏になると僕が風邪をひく」仕組みである。
僕は、夏風邪を引かない快適な夏が欲しいのだ。
あなたも、もっと気持ちのいい夏を過ごしたいと思いませんか?
誰かいい智慧ありませんか?
ぜひ教えてください。
プロフィール
ごろべえ
LOHAS.CO.JPの代表。未来予測、バリの精神世界からオープンソースまで話題は縦横無尽。
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