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LOHASのロハスなごろべえ日記

皆既日食

文:ごろべえ | 2009.07.24

今世紀、最大の皆既日食だというのに、東京は生憎の雨だ。テレビでは毛利さんが、15歳の時に見た日食がきっかけとなって科学者の道を進んだと言っている。

僕は前回の日食を見ていないと思うのだけど、
僕の記憶の中には鮮明な皆既日食の記憶がある。

どこで見たのだろう。
インドネシアだっただろうか?
ヨーロッパで見たのだろうか?
いや、ヨーロッパじゃないな。
ひょっとしたら中国だったかも?

ヒーローズを見すぎたせいか? そんなことはない。

僕の記憶の中の皆既日食はあまりにリアルだ。

それは暑い日のことだ。
黒い下敷きのようなものを通して、
太陽が少しずつ欠けていく。
辺りは暗くなり、少し涼しくなる。
肌の感じすら覚えている。徐々に太陽が黒い影となる。
そしてダイアモンドリングの瞬間。
直ぐに回りが明るくそして暖かく
なって行く。

こんな記憶だ。

ひょっとしたら、赤ちゃんの時の記憶かも知れない。でも、とてもリアルな記憶。

もうひとつ、大事なことを覚えている。
それは、太陽に感謝したことだ。
それは、畏怖にも近い圧倒的な威厳だった。

もちろん今なら頭で理解できる。
地球は太陽からのエネルギーで、
このような豊かな星になっている。
しかし、太陽の存在感は絶対だ。
理屈じゃない、凄いのだ。

化石燃料から再生可能エネルギーに
転換しようと今だからこそ、
この皆既日食はとても意味深いもの
だったんじゃないだろうか?

たとえ、雨で太陽を見ることが出来なくてもね。

次の日食は東京でも見られるらしい。
楽しみがまた増えた…かな?

 



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