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LOHASのロハスなごろべえ日記

アル・ゴアのノーベル平和賞受賞

文:ごろべえ |2007.10.18

ゴア元合衆国副大統領の話をどうやって書こうかと悩んでた。

で、今朝、あのパパラッチ嫌いのシャローン・ストーンが
パパラッチに手を振ってる映像を見て、
僕も感激した。

知ってる人は知ってると思うけど、
シャローン・ストーンはパパラッチのことがとっても嫌いだ。
だから、警察に電話なんかもしちゃうのだ。

とにかく、いろんな人がアル・ゴアのノーベル平和賞受賞を喜んでいる。
環境系での受賞は、風呂敷が大好きな「モッタイナイで地球は緑になる」の
ワンガリ・マータイさん以来二人目だ。

アル・ゴアの話に戻ろう。
2000年の合衆国大統領選挙で最後の開票がフロリダでなかったら、
そしてブッシュの弟がフロリダ知事でなかったら、
間違いなくアル・ゴアが大統領になっていたし、
そうすれば、2001年の9.11のテロはなかったろうし、
アフガンへの侵攻もイラク戦争もなかっただろう。
それくらいアル・ゴアという人は現代政治学の中で重要な人物だ。

最近日本でも放送が始まった「HEROES」ではないけれど、
ある時点の人の行動が大きく未来を変えてしまうことがある。
未来は選択的で拡散しているから、
僕らの行動の一つ一つが未来を決定していく。
僕には2000年のあの合衆国大統領選挙が、
重要な未来を決定した出来事に思えてならないのだ。

アル・ゴアといえば情報スーパーハイウェイが有名だけど、
彼は環境系政治家としても昔から知られている。
彼がクリントン政権下で、森林伐採を制限する法律を提出したり、
京都議定書へ批准を進めたのは有名な話だ。

だから、アル・ゴアがノーベル平和賞を受賞したのは、
掛け値無くうれしいのだ。
もちろん彼の話は大袈裟だとか、詐欺師のようだとか、
いろいろと批判があるのも事実だ。
だけど、僕がエネルギー問題に取り組んでいた1990年代
殆どの人は「省エネ」という言葉にも「環境保護」という言葉にも反応しなかったのだ。
全く賛同が得られなかったと言っていい。
そして彼の言うように、環境の問題は「制御不能になってからでは遅い」のだ。

少しでも多くの人が地球温暖化の問題に関心を持つことこそが
地球温暖化を止める最短で最大の方法なのだから。

Congratulations Mr. Al Gore!

 



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