LOHASのロハスなごろべえ日記
金木犀
文:ごろべえ |2007.10.11
金木犀の香りが漂う季節になった。
僕はこの香りが大好きだ。
少し甘くて、フルーティでそして切ない。
学生時代、この香りをかぐと、
人恋しくて、なぜか恋をしたくなったものだ。
金木犀は、
ある日突然香り出す。
それは、夏が終わり、秋分の日も過ぎた日のこと。
夕暮れの中、住宅街を歩きながら、
あるいは少し涼しくなった日曜の午後、公園を散歩しながら、
僕のその香りに惹かれる。
思わず、その香りに引きずり込まれる。
おびき寄せられるように、吸い寄せられるように。
僕は金木犀の下にいる。
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LOHAS.CO.JPの代表。未来予測、バリの精神世界からオープンソースまで話題は縦横無尽。
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