LOHAMA特別企画
「初夏の味覚」さくらんぼを食べ比べてみませんか?
期間限定!天然とれたて直送便
さくらんぼ食べ比べセット
ご好評につき期間延長しました。
3品種 12,000円(税込)送料別
◆6月30日受付締め切り
◎ 佐藤錦 1kg (6月中・下旬お届け)
◎ 紅秀峰 500g(7月上旬お届け)
◎ ナポレオン500g(7月上旬お届け)
さくらんぼは、生食に適したものから加工に向いているものまで一般に知られているよりも品種も多く、味わいも様々です。
この度、山形県庄内地方の渡部伝太郎さんのご協力で、かつて食通をうならせた『さくらんぼ・名品の食べ比べ』という企画が実現しました。品種ごとに異なる繊細で奥深い味わいをご堪能ください。今回は最も美味しい状態で味わっていただくため、それぞれの収穫時に普通便にてお届けいたします。
【山形のさくらんぼ】
山形県のさくらんぼ栽培のルーツは古く、1876年(明治9年)に最初の苗木が移植され、その歴史が始まりました。
1885年(明治18年)には半官半民の「山形興業会社」が設立され、さくらんぼ栽培に県をあげて取り組むこととなり、地道な努力の末、1940年(昭和15年)には、全国一の生産量を誇るまでになりました。
しかし、第二次世界大戦の影響による食糧不足解消のため、さくらんぼの木が切り倒され、その跡地に豆や麦などが植えられるようになり、一時さくらんぼの生産は衰退しました。
それでも戦後の1945年(昭和25年)頃には再びさくらんぼが盛んに植えられるようになり、1952年(昭和27年)には昭和天皇にさくらんぼを献上するまで再興しました。
今回の企画にご協力いただく、渡部伝太郎さんがさくらんぼを作る山形県鶴岡市・楯村は、里山に囲まれた農地が広がり、すがすがしい空気と豊かな自然に恵まれた日本の原風景が色濃く残る農村です。
鶴岡市は、庄内米、茶豆、ラ・フランス、庄内柿など、様々な農産物・特産物に恵まれていることで知られていますが、近年では、直木賞作家・藤沢周平氏の故郷として人気を集めています。
【さくらんぼは繊細な味が命】
現在、規制緩和策の一環として、外国産のさくらんぼ(チェリー)も輸入自由化されましたが、甘味と酸味のバランスの取れた繊細な味わいが楽しめるのは日本産のさくらんぼの右に出るものはありません。
山形県では、10種類前後の品種が生食用・加工用として栽培されています。
この度の『食べ比べ』企画では『紅さやか』『佐藤錦』『紅秀峰』『ナポレオン』をご用意しました。
《紅さやか》
山形では6月上旬に収穫され、一番早く、味わうことができるさくらんぼです。
甘さを示す基準の糖度は14〜18度前後。花が咲いて満開になってから40日前後で収穫できる品種です。
《佐藤錦》
山形県では6月中旬〜7月上旬に収穫されます。佐藤錦は山形県東根市の佐藤栄助氏が1912年に育成に成功した品種です。現在、生食用として最もよく知られています。糖度は16〜18度以上で適度な酸味もあり、バランスの取れた繊細な味わいが特徴です。花が咲いて満開になってから50日〜55日前後で成熟します。
《紅秀峰》
花が咲いて満開になってから60日前後で収穫されます。1991年に品種登録された比較的新しいさくらんぼで糖度が20度前後で酸味が少ないため、甘味を強く感じる品種です。7月上旬に収穫されます。
《ナポレオン》
果肉が緻密で果汁も多いので、生食だけでなく加工にも適した品種です。花が咲いて満開になってから60日〜65日で収穫されます。ナポレオンは完熟前は酸味を感じますが、完熟させると濃厚な味が楽しめるさくらんぼです。6月下旬〜7月上旬に収穫されます。
さくらんぼの品種がそれぞれ持つ繊細な味わいの違いを御自分の舌で感じていただく…それこそは「食をおろそかにせず、納得したものを食べる」というロハスサンがお届けする『安心・安全な食』の理念そのものと言えます。 是非、この機会にご賞味ください。

渡部農園のさくらんぼの木。品種は佐藤錦。さくらんぼの実を守るため、5月中旬頃には、雨よけ、鳥よけのために高さ5.5メートルのビニールシートで農園全体を覆います。

撤花作業(実を大きくするために花を選別して摘み取る作業)中の渡部伝太郎さんと奥様。一枝に残す花の数は、木の状態によって変わるので神経を使う作業でもあります。この道50年の名人技が繊細なさくらんぼの味わいを守っています。

さくらんぼが実をつけるために不可欠な受粉に一役買うのが蜂。蜜蜂が近年減ってしまったため、マメコバチなども使われています。写真はマメコバチの巣。
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