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   <title>LOHAS編集部が惚れ込んだマイスター | いつのまにかLOHASになる生活習慣</title>
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   <title>不思議なチョーク</title>
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   <published>2009-09-18T04:13:13Z</published>
   <updated>2009-09-18T04:16:13Z</updated>
   
   <summary> 	LOHAS編集部が惚れ込んだマイスター 	日本理化学工業 株式会社 	会長 ...</summary>
   <author>
      <name>システム管理者</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lohas.co.jp/imperceptibly/meister/">
      <![CDATA[<div id="index8_top">
	<h3>LOHAS編集部が惚れ込んだマイスター<br>
	日本理化学工業 株式会社<br>
	会長 大山泰弘さん
<span></span></h3>
	<!-- /div#index8_top-->
	</div>
	<div id="index8_top_2">
	<p>
	「子どもたちに、自由に落書きをさせたい。その思いが作り上げた「不思議なチョーク」。<br>

	<span>LOHAS編集部 [2008.01.11]</span>
	</p>
	<!-- /div#index8_top_2-->
	</div>
	<hr />
	<div id="index8_top_3">
		<p><span id="text_index8_top_3">子<span></span></span>どもの頃、落ちている石ころで道路に落書きをした。何を描いていたかは定かではないが、その時、やけに気分がウキウキしていたことだけは、今もはっきり覚えている。子どもにとって、落書きは無条件に楽しい。それを子どもたちに思い切りさせてあげたいと、不思議なチョークを作り上げたマイスターを川崎市に訪ねた。
</p>
	<!-- /div#index8_top_3-->
	</div>
	<div class="clear"></div>
	<div id="index8_contents_1">
		<div id="index8_contents_2">
			<p><span id="text_index8_contents_1">「昭<span></span></span>和のはじめ、学校の先生の中には肺病を患う方が少なくなかったのです。当時、その原因がチョークの粉にあると言われていました。そのため、ある学校関係者の方が先代に、アメリカには粉の出ないチョークがあるらしい。それをぜひとも輸入してもらえないか、と相談されたことがきっかけとなったようです」と大山泰弘さんは当時を振り返る。<br />
　先代は、さっそくそのチョークをアメリカから取り寄せた。そして調べてみると主成分が炭酸カルシウムであることがわかる。それに対し日本のチョークの主成分は石膏。柔らかな書き心地の反面、粉の飛散量が多い。そのため、先述したように「肺結核は学校の先生の職業病」とまで言われていたのだ。<br />
　炭酸カルシウムであれば、日本にはたくさん原料がある。わざわざアメリカから輸入しなくても自分たちで作れるのではないか。そして昭和12年、炭酸カルシウムを主成分にした「ダストレスチョーク」が産声を上げる。このダストレスチョークが戦後一気に普及し、同社製チョークは日本において30％以上ものシェアを誇ることになる。
</p>
<br />
			<p>ダストレスチョークに続き<br />
開発されたキットパス。<br />
いつの時代も「使う人の視線」が<br />
同社のモノ作りの基本にある。</p>
		<!-- /div#index8_contents_2-->
		</div>

	<!-- /div#index8_contents_1-->
	</div>
	<hr>
	<div id="index8_contents_3">
		<div id="index8_contents_4">
			<p>日本理化学工業株式会社<br />
会長　大山泰弘さん</p>
		<!-- /div#index8_contents_4-->
		</div>
	<!-- /div#index8_contents_3-->
	</div>
	<div class="clear"></div>
	<hr>
	<div id="index8_contents_5">
		<div id="index8_contents_6">
			<p><span id="text_index8_contents_2">し<span></span></span>かし、少子化にともないチョークの需要は減少、シェアが大きくとも全体のパイが減ってしまえば企業としての存続も危ぶまれる。新たな需要喚起には、新しいチョークが必要不可欠と思案していた大山さんは、ある日、子どもの落書きにそのヒントを見出した。<br />
「落書きは、情操教育に大きな影響を与えることを知ったのです」<br />
　大山さんが落書きに着目したのは、三歳児教育学会会長・しいのみ学園園長の曻地三郎氏によって「子育ては三歳までが勝負」であり、知的障害をもった子どもでも、三歳までに人の脳が急速に発達する時期に感じる心を目覚めさせる遊びを通して、約15％の確率で一般の幼稚園・保育園に転出できた、と報告されているのを知ったことも理由の一つである。
「子どもたちが、思い切り落書きのできるチョーク」というターゲットが決まってからは、開発部長を務める実弟とともに、まさしく夜鍋による試行錯誤が繰り返された。<br />
「子どもたちが使う以上、口に入れても無害であることは絶対条件でした」
</p>
		<!-- /div#index8_contents_6-->
		</div>

	<!-- /div#index8_contents_5-->
	</div>
	<hr>
	<div id="index8_contents_7">
		<div id="index8_contents_8">
			<p>大山さんがキットパスの開発にあたり実弟とまさしく“夜鍋”していたころの道具。</p>
		<!-- /div#index8_contents_8-->
		</div>
	<!-- /div#index8_contents_7-->
	</div>
	<div class="clear"></div>
	<div id="index8_contents_9">
		<p>　安全性はもちろん「書き心地」と「経済性」を両立させることも大きな課題であった。書き心地はチョークの柔らかさに左右される。しかし、柔らかければ柔らかいほど“減り”が早い。また、経済性のほかに、もうひとつチョークをやわらかくする理由があった。<br />
「力のない子どもは、柔らかくないと長い時間書いていられないのです」（大山さん）。<br />
　ここでも、大山さんは使う子どもの視点を忘れていない。大山さんのモノ作りは、常に使う人の側に立っている。かつてジャーナリストの武田徹氏は、その著書「メイド・イン・ジャパン・ヒストリー」（徳間書店）のあとがきで、かつて世界を席捲した日本製品のいくつかが次第に衰退していく現状を鑑み『商品と人間の関係をもう一度考え直すところから始めないとならない』と指摘している。使う立場の視点を忘れないモノ作りは、いつの時代でも普遍なのだ。<br />
<br />
　そうして出来上がった「キットパス」は、チョークとクレヨン、そしてマーカーの長所を併せ持つ、まったく新しいタイプの筆記具となった。詳細は別項を参照願いたいが、とりわけ、従来のマーカーのウィークポントであった、①消しカスが出る、そしてその消しカスはチョークの粉よりむしろ身体に良くない、②揮発性のためキャップを外していると乾いてしまう、③すぐに書けなくなる、という３点に関しては、絶対的なアドバンテージを有するため、ホワイトボード用の筆記具としても注目される。<br />
<br />
人間としての本当の歓びとは。<br />
それを知らせたいという、<br />
一人の教師の切なる願いが<br />
知的障害者雇用のきっかけに。
</p>

	<!-- /div#index8_contents_9-->
	</div>
	
	<hr />
	
	<div id="index8_contents_10">
			<p><span id="text_index8_contents_3">今<span></span></span>回、大山泰弘さんを日本理化学工業に訪ねた目的は、実は「キットパス」の他にもうひとつあった。それが、同社が昭和35年から推進する「知的障害者雇用」である。<br />
　「最初は、就職活動をしに来た先生を私自身、門前払いをしていました」（大山さん）。<br />
　その理由は、改めて述べるまでもないだろう。しかし、大山さんに断られても、担任の先生は諦めず通い通した。そして……。<br />
「何回目の時に『就職がダメであれば、仕事をする体験だけでさせてほしい。もしこのまま施設で保護をされた生活をしていたら、この子たちは働く歓びを知らずに一生を終えてしまう』と言われたのです」<br />
　その一言で、ついに大山さんは説得され、昭和34年、二人の知的障害者が“体験実習”することになった。<br />
「出勤途中に事故に遭わないか、他の社員ときちんとコミュニケーションがとれるかどうか……。彼らに対する不安はつきませんでした」<br />
　しかし、大山さんの心配は杞憂に終った。昼休みの休憩のベルが鳴っても、誰かが声をかけない限り、黙々と作業を続けていた。体験実習終了の日、そんな彼らの働く姿勢を日々見ていた社員から「なにかあったら私たちが面倒をみますから」と声が上がった。<br />
　そうして、二人の知的障害者が、晴れて日本理化学の正社員となった。まもなく、当初は親に付き添われて出勤していた二人は、そのうち一人で通勤できるようになった。そして、そのことが日本理化学にとって大きな転機となる。<br />
「彼らは、毎日駅から会社までの道のりを、きちんと信号を間違えずに歩いてくるのです。だから事故に遭うこともない。たとえ読み書きが出来なくても、色の判断はつく。仕事も、彼らが判断できるような段取りさえつけてあげれば、なんの問題もなく作業が行なわれるに違いないと思ったのです」（大山さん）<br />
　こうして、配合材料の計量を容器の色分けによって行なう工夫が生まれた。材料ごとに、ケース、計量カップ、秤（錘）まで、すべて同じ材料は同じ色で統一し、何.何kgという細かな数字まで秤の目盛を調節しなくても１回で量れる色別のおもりを用意することによって、彼らは複雑な材料の計量を正確にこなすことができるようになった。攪拌や加熱の時間に関しても針により時間を判断する一般的な時計（タイマー）ではなく、砂時計を傍らに置かせた。この方法であれば、時間の概念が理解できなくても、スイッチを入れたら砂時計をひっくり返し、砂が完全に下に落ちたらスイッチを止めればよいのである。<br />
　「毎日不安を抱えて仕事をしていたら、頭が疲れちゃいます。そんな不安を取り除き、判りやすくすれば仕事に集中できます」<br />
<br />
　こうした大山さんの努力によって、日本理化学工業では障害者中心でチョーク作りが行なわれるようになり、現在は川崎、北海道にある二つの工場を合せると、実に70％以上の社員が知的障害者である。<br />
<br />
　大山さんは、人間の究極の幸せは<br />
　　愛されること。<br />
　　ほめられること。<br />
　　役に立つこと。<br />
　　必要とされること。<br />
　この４つに集約されるという。<br />
「大雨の時に来れば『ありがとう。助かったよ』と声をかけられる。そういう歓びこそ、人間である存在理由なんです。本当の幸せは、社会との関わりの中でこそ得られるんです」<br />　
　50年間、知的障害者と真正面から向き合ってきたマイスターは、穏やかに笑った。
</p>
		<!-- /div#index8_contents_10-->
		</div>
		
		<hr />
	<div id="index8_contents_11">
		<h4>日本理化学工業の工場に見る<br />
本当のユニバーサルデザイン。<span></span></h4>

	<div id="index8_contents_12">
		<h5>1. 色分けによる材料計量<span></span></h5>
		<img src="/imperceptibly/meister/_im/08/image_03.jpg" />
		<p>知的障害者に余計な負担をかけないためにと、さまざま工夫が凝らされる日本理化学工業の工場。社員に仕事を強いるのではなく、どうすれば出来るようになるか――。この姿勢があったからこそ、知的障害者が安心して働け、そして企業としても70年以上歴史を刻んでこられた。</p>
		<p id="index8_contents_12_1">赤いバケツに入った材料を計量するときは赤のおもりを乗せるなど材料原料ごとに色分けし、秤の数値を読まなくても彼らの理解力で仕事ができるように工夫している。作業を人に合わせ、仕事に集中してもらうため、余分な負担をかけないようにとの配慮。</p>

	<!-- /div#index8_contents_12-->
	</div>
	
	<div class="clear"></div>
	
	<div id="index8_contents_13">
		<h5>2. 測定ケース<span></span></h5>
		<img src="/imperceptibly/meister/_im/08/image_04.jpg" />
		<p>出来上がったチョークの太さを測るのも、ノギスではなく、この独自に作ったケース。内部に段があり、これに引っかかる太さが規格通り。太すぎるとこの溝に入らないし、細すぎるものは下まで落ちてしまう。</p>

	<!-- /div#index8_contents_13-->
	</div>
	
	<div class="clear"></div>
	
	<div id="index8_contents_14">
		<h5>3. 砂時計<span></span></h5>
		<img src="/imperceptibly/meister/_im/08/image_05.jpg" />
		<p>加熱や攪拌の時間の判断は砂時計。隣は湿度／温度計。</p>

	<!-- /div#index8_contents_14-->
	</div>
	
	<div class="clear"></div>
	
	<div id="index8_contents_15">
		<h5>4. チョーク切断作業<span></span></h5>
		<img src="/imperceptibly/meister/_im/08/image_06.jpg" />
		<p>出来上がったチョークを規定の長さに切断するカッター。
手を挟まないように、両手でスイッチを押さないと作動しない。</p>

	<!-- /div#index8_contents_15-->
	</div>
	
	<div class="clear"></div>
	
	<div id="index8_contents_16">
		<h5>製品紹介<span></span></h5>
		<img src="/imperceptibly/meister/_im/08/image_07.jpg" />
		<p>キットパス<br />
1,050円（12色入り／税込）</p>
		<p id="index8_contents_16_1">口紅にも使われるパラフィンを主原料に作られるキットパス。万が一、子供が口にいれたとしても大丈夫。<br />
また、キャップを外していてもマーカーのように途中でかけなくなることはない。<br />
そして、本文でもふれたように、ガラスなどつるつるした面であれば、水拭きで簡単に消せ、消しかすもでない。子供の落書きツールにぴったりではないか。</p>

	<!-- /div#index8_contents_16-->
	</div>

	<!-- /div#index8_contents_11-->
	</div>
	
	<div class="clear"></div>]]>
      
   </content>
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   <title>ストレスフリーの豚舎</title>
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   <id>tag:www.lohas.co.jp,2008:/imperceptibly/meister//16.114</id>
   
   <published>2008-01-10T08:33:25Z</published>
   <updated>2008-01-11T15:09:33Z</updated>
   
   <summary> 	LOHAS編集部が惚れ込んだマイスター 	ストレスフリーの豚舎 	みやじ豚 ...</summary>
   <author>
      <name>システム管理者</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lohas.co.jp/imperceptibly/meister/">
      <![CDATA[<div id="index7_top">
	<h3>LOHAS編集部が惚れ込んだマイスター<br>
	ストレスフリーの豚舎<br>
	みやじ豚<br>
	代表　宮治勇輔さん
<span></span></h3>
	<!-- /div#index7_top-->
	</div>
	<div id="index7_top_2">
	<p>
	「おいで」と手を出すと、まさに“ブゥー、ブゥー”と言いながら子豚がよって来る。とっても人なつこい。この人なつっこさこそ、みやじ豚の美味しさの秘密である。従来の効率重視の養豚を根本的に見直し「腹飼い」と言われる兄弟だけで育てる独自の飼育方法によって、豚たちはストレスなくすくすく育つことになる。<br>

	<span>LOHAS編集部 [2008.01.11]</span>
	</p>
	<!-- /div#index7_top_2-->
	</div>
	<hr />
	<div id="index7_top_3">
		<p><span id="text_index7_top_3">『料<span></span></span>理長のお取り寄せ手帖』という特集でロハスサンの「Premiumコーヒー」が紹介された雑誌「クロワッサンプレミアム」（マガジンハウス）では、「釣りたらこ」なる品が挙げられていた。麻布長江の長坂松夫さんのお勧めだが、ハエナワ漁で一匹ずつ釣ったスケソウタラは網でごそっと獲ったものに比べるとストレスがかからず、そのたらこは格別に美味しいそうである。魚でさえ、ストレスが味を大きく左右するのだから、哺乳類である豚ともなれば、なおさらだろう。昨年末、大森山動物公園（秋田市）で母キリンを亡くした子キリンが、そのストレスによって急死した例もあるほどだ。
</p>
	<!-- /div#index7_top_3-->
	</div>
	<div class="clear"></div>
	<div id="index7_contents_1">
		<div id="index7_contents_2">
			<h4>やっぱり違う<br>
「いい肉」と「美味しい肉」<span></span></h4>
			<p>　「一般的に豚肉の取引価格は、枝肉（各部位に切り分ける前の状態）での背脂の厚さやあばら骨のくぼみ方、またモモ肉のつき方などで格付けが決まります。つまり、その評価基準に味は入っていないのです。そのため、高値で取引される“いい豚”を作るためには、血統が重視されるんです。でも、ぼくは美味しい豚を作りたい。だからウチは育てる環境を大切にしています」<br>
　そう話すのは、慶應大学湘南藤沢キャンパスのすぐそばで養豚業を営む宮治勇輔さん。お父さんが始めた養豚場を弟の大輔さんとともに引き継いだ。実は、藤沢の北西部（県中央部）は、幻の豚とされる「高座豚」発祥の地でもあり、大正時代から養豚が盛んであったのだ。<br>
　前回の本項にご登場いただいた浅野ファームの浅野悦男さんが言っていた「美味しい野菜といい野菜は違う」が、養豚でも言えるようだ。<br>
　宮治さんが育てる豚が「美味い」と話題の理由は「腹飼い」と呼ばれるその飼育法にある。一般的に豚は生後6ヶ月前後で出荷される。その間、成長に応じて数回囲いの入れ替えを行なうのだが、宮治さんは一貫して同じ母豚から生まれた子豚だけをひとつの囲いに入れて育てる。
</p>
		<!-- /div#index7_contents_2-->
		</div>
		<div id="index7_contents_3">
			<h4>本来の姿で育てなければ<br>
本当の味にはならない<span></span></h4>
			<p>　なぜ、そうするのか？　豚は元来群れを強く意識する動物であるため、母豚が異なる子豚が同居すると、絶えず縄張り争い（ケンカ）が起こるそうだ。そうなると、豚は日々ストレスを抱え込むようになる。しかし、一頭の母豚が一度に出産する子豚は6～12頭とばらつきがある。仮にひとつの囲いの“定員”が10頭のところに、5頭しか産まなかった場合には、生産効率を上げるため、他の母豚から生まれた子豚を入れて飼育する。つまり6ヶ月の間に多い養豚場では5～6回も群れが入れ替えられるのだ。そうなると、どの豚も自分の居場所がなくなり、ストレスは膨れる一方となる。ここに、宮治さんは疑問をもったわけだ。<br>
「たしかに、効率は悪いです。でも、どんな銘柄豚であろうと、どんな餌を与えようとも、豚は生き物なんです。すくすく育てない限り、絶対に美味しい豚は作れません」<br>
　すくすく育てているため、宮治さんは場合によっては豚舎を見学させる。豚は細菌に感染しやすいため、一般的な養豚場は、部外者を豚舎に入れることはない。ここでも、自分の豚の健康状態に絶対の自信を持つ宮治さんは定説を否定する。<br>
「もちろん、入舎の際に靴の消毒など必要最低限なことはしますが、そう過保護にする必要もありませんから」
</p>
		<!-- /div#index7_contents_3-->
		</div>
		<div id="index7_contents_4">
			<h4>生命の受渡しをしているような<br>
実に滋味深い味わい<span></span></h4>
			<p>　みやじ豚は、ランドレースと大ヨークシャの母豚にデュロックを父豚にした三元交配種。品種としては、ごく一般的なものである。現在、食用豚は約20品種でありながら、登録されている銘柄豚は255種。このことからも、血統偏重がおかしいことが伺える。<br>
　飼料は大麦を主体にしたものではあるが、一般的に入手できるもので、特別なものではないそうだ。<br>
　後日、肩ロースで焼き豚を作ったが、肉の部分がしっとりと柔らかく味が濃い。脂部はミルクのようにほんのり優しい香り。あの、ちょっと鼻につく豚特有の匂いが一切しない。健全に育てられた豚は、これほど上品なものなのか。そしてなによりも、まさしく命の受け渡しをしているように滋味深い味わい。考えてみれば、管を口に入れられ、四六時中餌を与えられてぶくぶく肥やされたガチョウの肝臓よりも、深海の中で耐え育ったアンコウの肝の方が旨いもんな。豚に限ったことではないけれど、工業製品よろしく大量生産される精肉に、そろそろ“NO”という時期なのではなかろうか。
</p>
		<!-- /div#index7_contents_4-->
		</div>
	<!-- /div#index7_contents_1-->
	</div>
	<hr>
	<div id="index7_contents_5">
		<div id="index7_contents_6">
			<h4>（宮治さん）</h4>
			<p>弱冠29歳ではあるけれど、その養豚にかけるひた向きさには頭が下がる思い。</p>
    	<span></span>
		<!-- /div#index7_contents_6-->
		</div>
		<div id="index7_contents_7">
			<p><a href="http://www.miyajibuta.com/" target="_blank" title="みやじ豚.com">http://www.miyajibuta.com/<span></span></a></p>
		<!-- /div#index7_contents_-->
		</div>
		<div id="index7_contents_8">
			<h4>（子豚／アップ）</h4>
			<p>犬のように、手を出すとよってくる子豚たち。</p>
    	<span></span>
		<!-- /div#index7_contents_8-->
		</div>
		<div id="index7_contents_9">
			<h4>（子豚／囲い）</h4>
			<p>ご覧のようにゆったりと囲いの中で育てられる子豚たち。この兄弟（姉妹か？）は全部で４頭だが、それでも「腹飼い」を通すため、他の母豚の子どもはこの囲いの中には入れない。</p>
    	<span></span>
		<!-- /div#index7_contents_9-->
		</div>
		<div id="index7_contents_10">
			<h4>（餌箱）</h4>
			<p>時間になると、ひと箱ずつ豚に話しかけながら餌を配って回る。</p>
    	<span></span>
		<!-- /div#index7_contents_10-->
		</div>
	<!-- /div#index7_contents_5-->
	</div>
	<div class="clear"></div>
	<hr>
	<div id="index7_contents_11">
		<h4>（子豚にチュー）</h4>
		<p>スキンシップも、もちろん大事です。</p>
    	<span></span>
	<!-- /div#index7_contents_11-->
	</div>
	<div class="clear"></div>]]>
      
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>世界の料理人が集う畑</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.lohas.co.jp/imperceptibly/meister/archives/2007/10/15/162029.php" />
   <id>tag:www.lohas.co.jp,2007:/imperceptibly/meister//16.98</id>
   
   <published>2007-10-15T07:20:29Z</published>
   <updated>2007-11-13T06:27:53Z</updated>
   
   <summary> 	LOHAS編集部が惚れ込んだマイスター 	世界の料理人が集う畑 浅野ファーム...</summary>
   <author>
      <name>システム管理者</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.lohas.co.jp/imperceptibly/meister/">
      <![CDATA[<div id="index6_top">
	<h3>LOHAS編集部が惚れ込んだマイスター<br>
	世界の料理人が集う畑<br>
浅野ファーム<br>
代表　浅野悦男さん
<span></span></h3>
	<!-- /div#index6_top-->
	</div>
	<div id="index6_top_2">
	<p>
	ニッポンの野菜は香りや味が弱い――。フレンチやイタリアンのシェフの中には、そんなふうにうそぶく人が少なくない。たとえ同じタネから育てても、ヨーロッパとは土も水も違うから、同じようにしっかりとした味と香りを持つ野菜は育たないのだ、と。でも、ここ浅野ファームの野菜たちを食べたなら、きっと思いが変わるだろう。浅野悦男さんが頑なに続ける独自の農法によって、浅野ファームの野菜たちは、みな強烈な個性を主張しているのだから。<br>
	<span>LOHAS編集部 [2007.10.15]</span>
	</p>
	<!-- /div#index6_top_2-->
	</div>
	<hr />
	<div id="index6_top_3">
		<p><span id="text_index6_top_3">京<span></span></span>橋に「ブリックス」という粋なダイニングがある。新鮮な素材を鉄板でさっと焼き上げる料理と、コストパファーマンスの高いワインを目当てに、連日多くの常連客で賑わっている。５～６席のカウンターの他、スタンディングが基本のテーブルが４～５つ。みんなが立っても20人も入ればいっぱいだ。だから予約もなかなか取れない。やっと入れてテーブルを見回すと、たいてい「さっと焼いただけの野菜」が置かれ、みな美味しそうに食べている。<br>
　しっかりとした土の香りを伴って、それぞれの個性を発揮する野菜たち。このひと皿で、白ワインのボトルがすぐに空く。「千葉で浅野さんと言う方が作っているんですよ」初めて食べた時、シェフの渋谷さんが教えてくれたのだ。それから数ヶ月、やっとチャンスがやってきた。
</p>
	<!-- /div#index6_top_3-->
	</div>
	<div class="clear"></div>
	<div id="index6_contents_1">
		<div id="index6_contents_2">
			<h4>販売は「この人なら」と見込んだ料理人だけ<span></span></h4>
			<p>　東関東自動車道、東金道を乗り継ぎ八街市に入る。道路の両側には豊かな田畑が広がる農業地帯だ。訪れた10月初旬、畑々には名産の落花生をはじめサトイモやニンジンの葉が風になびいている。浅野ファームの入口には、取引のある全国の料理店の名が並んでいる。残念ながら、浅野ファームの野菜は、現在料理店のみに卸されていて、一般流通していないのだ。しかも、浅野さんが“認めた”料理人でないと取引をしない。本人が畑に出向いて、野菜談義を浅野さんと交わさなければならない。これがイニシエーション（通過儀礼）となる。そこで料理に対する考え方、野菜にナニを求めるかなどを、畑で栽培されている野菜を摘まみ食いしながら、大いに語り合う。そこで認められなければ、ここの野菜は手に入らない。いまどき、これほどまでに剛毅な売り手はいないだろう……。<br>
　なぜ、浅野さんがそれほどまでに、自らが作る野菜に自信をもっているのか？　それを問うと実に簡単明瞭な答えが返ってきた。<br>
「美味い野菜しか作らない」<br>
　自分が納得しない野菜ができなければ、出荷しない。新しい野菜を作付けした際など、出荷までに３年を要することも。この真摯さが、シェフたちが全幅の信頼を寄せるゆえんだろう。
</p>
		<!-- /div#index6_contents_2-->
		</div>
		<div id="index6_contents_3">
			<h4>美味しい野菜は自然が育てるもの<span></span></h4>
			<p>　実はこのひと言が、日本の農業の問題点を浮き彫りにしている。どこの産地、農協でも「美味しい○○」と喧伝する。しかし、ここに大きな落とし穴があるのだ。ほとんどの生産者が“いい野菜”と思っているのは、楽に多く収穫できる野菜なのである。残念ながら、味そのものは二の次になっているのが現状だ。この向いている方向が違うため、自ずと出来上がる野菜も異なってくるというわけだ。<br>
　浅野さんの野菜作りの詳細については割愛するが、基本はひとつ。「余計なことをしない」に尽きるそうだ。年に一度、霊芝エキスを製造している工場で出た搾りかすを混ぜた堆肥とカルシウムを補う牡蛎ガラの粉末を入れ耕し、後は適期に種を蒔くだけ。その後収穫まで追肥はもちろん、水やりもほとんどしないそうだ。「それでダメになる野菜は食べても美味くない」と。うーん、人と同じように、過保護はだめなのですね。でも、きれいに整備された畑をみれば一目瞭然、決して“放任”ではないだろう。
</p>
		<!-- /div#index6_contents_3-->
		</div>
		<div id="index6_contents_4">
			<h4>あの有名シェフが浅野さんをフランスに招致!?<span></span></h4>
			<p>　畑を歩きながらお話を伺っていると、おもむろに紅オクラの花を摘み、食べるように促された。花びらを剥がし口に入れると、実より淡いが、まごうことなきオクラの味。その淡さゆえ、可憐な花びらのイメージにぴったりだ。<br>
「みんなオクラは実しか食べようとしない。でも、花びらやつぼみ、それに種だって実に美味いんだよ」<br>
　また、浅野さんは料理そのものに関しても、ひじょうに造形が深い。<br>
「ビネガーで酸味を作ったら、肉や魚全体に周ってしまう。でも、たとえばベコニアの葉で酸を足すならば、肉の味と混ざるのは葉っぱを噛んだときだけ。肉の味もはっきり残る」<br>
　なるほど、野菜ばかりではなく、メニューのヒントをも仕入れるシェフも少なくないのだろう。そんな浅野ファームには、世界のビッグネームも訪れる。<br>
「ピエール・ガニェールは、自分が土地を提供するからフランスに野菜を作りに来い、って言うんだよ（笑）」<br>
　もちろん、浅野さんがフランスに行ってしまっては日本のシェフたちは困るだろうが、「海を渡って“美味い野菜”を作りに行く男」の誕生も、実にロマンティックな話ではないか。シェフたちには申し訳ないが、そんな日が来ることを楽しみに待ちたい。
</p>
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		</div>
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	</div>
	<hr>
	<div id="index6_contents_5">
		<div id="index6_contents_6">
			<h4>＜CHEF’S GARDEN FARM＞<span></span></h4>
			<p>日本全国、浅野ファームに全幅の信頼をおくシェフたちの寄書きならぬ寄看板。</p>
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		</div>
		<div id="index6_contents_7">
			<h4>＜セルバチコの花＞<span></span></h4>
			<p>畑の片隅に揺らぐセルバチコ（ルッコラの野生種）の花。栽培種のルッコラは水耕、土耕とあるが、こちらは土耕栽培のものよりもさらに濃い味わい。何もされない野菜（野草？）の味はやはり強い。ここから、浅野農法の極意が生まれたのか!?</p>
		<!-- /div#index6_contents_7-->
		</div>
		<div id="index6_contents_8">
			<h4>＜ガニェール＞<span></span></h4>
			<p>あのピエール・ガニェールも浅野ファームを訪れている。浅野ファンは、いまやワールドワイドだ。</p>
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		</div>
	<!-- /div#index6_contents_5-->
	</div>
	<div class="clear"></div>
	<hr>
	<div id="index6_contents_9">
		<h4>浅野さん<span></span></h4>
		<p>時には冗談も交え、さまざまなお話をしてくださった浅野悦男さん。野菜作りだけではなく、その豊富な知識に驚く。</p>
	<!-- /div#index6_contents_9-->
	</div>
	<div id="index6_contents_10">
		<h4>Information</h4>
		<p>浅野ファームでは、浅野悦男さんの農法を継承したい若者を募っています。<br>
		詳細は（有）ルコラステーション　畝田（うねた）さんまでお問い合わせください。<br>
		<span>e-mail：<a href="mailto:rucora-station2@apricot.ocn.ne.jp">rucora-station2@apricot.ocn.ne.jp</a></span></p>
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	</div>
	<div class="clear"></div>]]>
      
   </content>
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<entry>
   <title>褐色の滴と真っ向勝負！</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.lohas.co.jp/imperceptibly/meister/archives/2007/06/28/010027.php" />
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   <published>2007-06-27T16:00:27Z</published>
   <updated>2008-07-05T05:48:53Z</updated>
   
   <summary> 褐色の滴と真っ向勝負！ 焙煎職人 間菜舎主宰　高田啓治さん（58歳） 創刊準備...</summary>
   <author>
      <name>システム管理者</name>
      
   </author>
   
   
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      <![CDATA[<div id="index2_top">
<h3>褐色の滴と真っ向勝負！<br />
焙煎職人<br />
間菜舎主宰　高田啓治さん（58歳）<span></span></h3>
<!-- /div#index2_top --></div>
<div id="index2_top_2">
<p>
創刊準備に追われるロハス編集部。東の空が白々と開け始めた頃、編集部員のRが、ユニマットの煮詰まったコーヒーをカップに注いでいた。傍らのOに「飲む？」と声をかける。「それ、まだコーヒー？」とO。「まぁ、色はかろうじて……」。空気も完全に煮詰まっている。すると、うつらうつらしていたMが「そういえば、先日西伊豆に凄いコーヒーを作る人がいるって話し聞いたなぁ」。「グッドタイミングだね、飲みに行こうよ、そのコーヒー」。エディターズ・ハイの3人は、いきおい、まだ車が疎らな首都高3号線から西伊豆に向かった。
<span>2007.06.29</span>
</p>
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<hr />
<div id="index2_contents_1">
<p>
<span id="text_contents_1">三<span></span></span>島由紀夫が著作「獣の戯れ」の中で、その美しさを活写したことでも知られる黄金崎海岸。そこから車で10分ほどの棚田が広がる山里に、間菜舎はあった。主宰の高田啓治さんは、在京のコーヒー豆の焙煎を専業とする会社に勤務、焙煎職人として大手コーヒーメーカーの新商品開発にも参画するほど、業界での評価は高かった。しかし、サラリーマンとして会社に勤務している以上、どうしても売れる、または売りやすいコーヒー豆を焙煎することを優先せざるを得ない。いまから15年前、高田さんは会社を退職、東京からこの地に移り住んだ。自分自身で納得する焙煎をするために。<br />
「ここは、何と言っても空気が美味しい。コーヒーは“農作物”ですから、やはり自然環境がしっかりした土地でないと……」
</p>
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<div id="index2_contents_2">
<div id="index2_contents_2_1">
<h5>下坂農園<span></span></h5>
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<div id="index2_contents_2_2">
<p>
約20種のコーヒーを栽培。ボルボン種だけで約75平方キロメートルの作付面積を誇る。農場主の下坂匡さんは、来日の際は必ず自身が栽培した豆を使用するコーヒー店や焙煎店に出向き、どのように淹れられているか確認して回る。
</p>
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<div id="index2_contents_3">
<p id="text_3_1">
　高田さんが焙煎する豆は、ブラジルにある下坂農園が栽培するボルボン種のみ。しかも、ニュークロップ（新豆）以外はロースターに入れない。コーヒーに詳しい方であればご存知かと思うが、一般的にコーヒー豆は収穫から数年経った物が「オールド・ビーンズ」、または「ビンテージ・ビーンズ」と呼ばれ、同じ品種でもより珍重される。そう、まさしくワインと同じように。しかし、高田さんはそれを真っ向から否定する。
<!-- /p#text_3_1 -->
</p>
<div id="index2_contents_3_1">
<div id="index2_contents_3_2">
<h5>ボルボン種</h5>
<p>ブラジル・コーヒーの原種とされているが、病害虫に弱く生産性が低いため、この豆を栽培する農場はひじょうに少ない。下坂農園では、高田さんのリクエストによって、丹念に生産している。
</p>
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<div id="index2_contents_3_3">
<h5>焙煎機</h5>
<p>高田さん自身が考案した焙煎機。ドラム容量は20kgだが、焼きムラを回避するために1度に焼く豆は10kgまで。きっちり中まで火の通った豆は、ひと粒ひと粒が自分で弾けるほど。
</p>
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<div id="index2_contents_3_4">
<p>「収穫から年数が経てば豆がある程度自然乾燥していますから、火の通りがいい。結果的に焼き易いので、失敗がない。つまり、『ビンテージ・ビーンズ』がもてはやされるのは、業者側の理論なんです。きちんと焙煎すれば、鮮度のいい豆の方が間違いなく美味しい」<br />
　高田さんが、きっぱりと言い切った。
</p>
<p id="p2"><span id="text_contents_2">ロ<span></span></span>ースターが置かれる工房に入れていただくと、中は芳ばしく、甘い香りで満ちていた。バッハの「コーヒー・カンタータ」では、ディーバが『コーヒーはマスカット酒より甘い』とアリアを歌いあげる一幕があったのを思い出す。<br />
　高田さんが、一回に焼く生豆は10kg。ご自身で考案したロースターは、一般的には20kgの容量を持つほどの大きさがあるが、豆のひと粒ひと粒にしっかり中まで火を通すとなると、このくらいの余裕を持たせないと――、とくにニュークロップでは、焼きむらが生じるらしい。なるほど、生産効率が倍であれば、多少高価であってもビンテージ・ビーズがもてはやされるわけだ。
</p>
<!-- /div#index2_contents_3_4 --></div>
<!-- /div#index2_contents_3 --></div>
<div id="index2_contents_4">
<div id="index2_contents_4_photo">高田啓治さん<span></span></div>
<h5>高田さんに教わった<br />
美味しいコーヒーの淹れ方<span></span></h5>
<p>ドリップ式の場合、一般的には10g前後が一杯の分量とされるが、まず、この豆の量を倍にする。これが最大のポイントだそうだ。もちろん、単純に豆をたくさん使わせたいから、などという理由ではない。湯量が増え、いたずらに抽出時間が長くなると「美味しい」と感じる苦味や香り以外の雑味も溶け出てきてしまうのだ。少ないお湯で丁寧に抽出後、好みの濃さに薄めるのだそうだ。つまり、2杯淹れるとしたら20～25ｇの豆を150cc程度の湯で抽出し、その後同量の湯で割るということだ。湯温は60～80度が適温。これ以上高いと時間が長くなるのと同様、余分な成分が出てきてしまう。また、コーヒーには200種類以上もの成分が含まれており、それぞれ湯の温度によって溶け出し方が変る。そのため同じコーヒー豆であっても湯温が違えば必然的に味、香りに違いが出る。何度か湯温を変えて淹れ、ぜひともご自分のお好みの見つけていただきたい。
</p>
<div id="index2_contents_4_drawing_1"><span></span></div>
<div id="index2_contents_4_drawing_2"><span></span></div>
<div id="index2_contents_4_drawing_3"><span></span></div>
<!-- /div#index2_contents_4 --></div>
<div id="index2_contents_5">
<p><span id="text_contents_3">ひ<span></span></span>と通りの取材を終えると、高田さん自らコーヒーを淹れてくださった（待ってました！）。淹れ方は、ネル・ドリップ。布の中にたっぷりと中挽きの豆が盛られている。ポットに湧いた湯が落ちついた頃合を見計らって、そこに数滴の湯が垂らされる。そして、ドリッパーを操りながら、少しずつ、けれど途切れることなく、まるで１本の糸を紡ぐかのように湯が落とされていく――。果して、小ぶりのデミタスカップに注がれたそのコーヒーは、まずその透き通った褐色が美しい。そして小さなカップの中から、芳醇な香りを放っている。優しい香りだけれども、力強い。口に含むと、そのコーヒーは舌に絡みつきながら、ゆっくりと苦味、甘味を筆頭に香味を解いていく。そういえば、先のアリアの前には「コーヒーは、1,000回のキスより素晴らしい」とあったっけ。<br />（LOHAS編集部）
</p>
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<div id="index2_contents_6">
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</p>
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